その他ドライバーとして気をつけること

 

その他に、ドライバーとして徹底してほしいことや気をつけるべきことについて、いくつかご紹介していききます。

 


 

清潔感・口臭などに気をつける

 

車内は密閉された空間ですので、清潔感、特ににおいなどには気をつけましょう。

特に夏場であれば汗などもそうですし、車内で何かを食べたり飲んだりしたのなら換気をしたり、食後は歯磨きをするなど、こういったところにはプロのドライバーとして人一倍気を遣いましょう。

 


 

眠気対策をしっかりおこなう

 

特にゴルフなどの早朝出発の日は、行きは大丈夫だったとしても、帰りに疲れとともに眠気がどっと襲ってきたりします。

こういった時のために、

  • ガムを常備しておく(ガムを噛む場合は音に気をつける)
  • こまめにストレッチをする
  • 日中にスマホをいじりすぎない
  • 歯磨きをする

など、眠気対策にもしっかりと気を遣いましょう。


 

水分を取る量などをしっかり調整する

 

その日のスケジュールによっては、なかなかトイレに行けないということも考えられます。

あらかじめそういったことが分かっていれば、水を飲み過ぎないなど、調整をするようにしましょう。

トイレに行きたいのを我慢しながらの運転では集中力が低下しますし、最悪の場合事故にも繋がりかねません。

地方ではコンビニなどにトイレがあることも多いですが、都内ではトイレがないコンビニも多いですので、その日のスケジュールによって水分を取る量には気をつけましょう。

 


 

社長の負担を無くすために自分で調べられるだけ調べる

 

Googleカレンダーで予定を共有していた場合、目的地の名称だけ書いてあって住所は記載がないことも普通にあります。

そんな時は社長に住所を聞くのではなく、その名称で自分で調べてみて住所を確認するようにしましょう。

また、Googleカレンダーには略称(例:横浜スタジア厶→ハマスタ)で記載されている場合もあるので、それについても調べられるところまで自分で調べ、調べたあとに不安であれば社長に最終確認だけするようにしましょう。

極限まで社長の負担を減らすことも専属ドライバーの立派な仕事ですので、こういったことも日々徹底していけると良いですね!

 


 

荷物になる手土産はなるべく渡さない

 

例えば長期休みを頂き、どこかに旅行に行ったとしたら、社長にお土産を買っていこうと思うかもしれません。

ただ、ここで気をつけていただきたいのは、社長には極力、荷物になるものは渡さない方がいいということです。

移動の負担になってしまいますし、社長は普段から手土産を頂いていたり、そもそも欲しい物は自分で買えることが多いので、こちらから物を差し上げるというのはあまりオススメしません。

よかれと思って買ってしまいたくなるかもしれませんが、よっぽどのことがない限り、お土産などは買っていかない方がベターですね。

もし買うとしたら、もしご家族がいた場合に、「こちらお子さんにぜひ」といった感じで、ご家族用に何かプレゼントするのは喜ばれるかなと思います!

 


 

社長が乗る前にBluetoothは切っておく

 

自分のスマホとBluetoothを繋ぎ、社長が乗っていない時に車内で音楽を聞くなどするかと思いますが、社長が乗る時にはBluetoothは切る癖をつけておきましょう。

これは僕自身がやってしまったミスなのですが、電話がかかってきてしまい、着信音が車内に鳴り響いて焦ってしまったことがありました。

怒られることはなかったのですが、あまりよろしいことではないですし、社長が何か作業などをしていたら集中を途切れさせてしまうので、もしも普段車とBluetoothを繋いでいるのであれば、自分ひとりで乗っている時だけにしましょう。

 


 

ナビの音量に気をつける・いらないアナウンスはOFFにする

 

車を新しく納車した場合、ナビの音量が大きかったり、全てのアナウンスがONになっているかと思います。

ですので、最初の段階でナビの音量は下げておきましょう。

また、例えば渋滞情報であったり、信号が変わるタイミングを教えてくれたりなど、車によって様々なアナウンスがありますが、僕がいらないと思うのは、ETCの料金を教えてくれるアナウンスです。

社長にとって関係ないだけでなく、例えば顧客様が乗っていたりしたら気を使わせてしまうかもしれないので、ETCのアナウンスはOFFにしておくことをオススメいたします。

 


 

誘導員の指示に気をつける

 

例えばビルの駐車場から車道に出る際、誘導員の方が指示してくれるケースがあります。

その際、よくあるのが、歩行者がいなくなった段階で「どうぞ」と指示をしてくれるのですが、車道を走る車が来ているかどうかまでは見ていないといったケースです。

このケースでは、誘導員の指示に従って車道まで出てしまうと、走ってきた車と事故を起こしてしまいます。僕も最初のうちは危ないシーンが何度かありました。

なので、誘導員が指示をしてくれる場所では、あくまでも歩道を越えていいよという合図であって、決して「車道に出ていいということではない」ということを頭に入れておいてください。

ですので、歩道を越え車道に出る際は、ご自身でしっかりと車が来ていないかを確認してから出るようにしましょう。