出発時間を指定する際の考え方
出発時間に関しては、社長自身が自ら決める場合と、ドライバーに一任して決めてもらう場合があります。
もしもあなたが出発時間を指定する場合は、以下のことに配慮して設定するよう心がけてみてください。
✅基本的にはどんなに遅くとも10分前には着くように設定する
仕事において遅刻することは信頼を損ねる重大なミスですので、社長が現場に遅れないよう、どんなに遅くても10分前には着くように時間を設定しましょう。
早く着きすぎることは問題ではないですし、もし早く着いた時はタクシーとは違い車内で快適に過ごすことができます。
なので時間ギリギリではなく余裕を持った設定を必ず心がけてください。
特に最初のうちであれば、道に詳しくなかったり、交通ルールに戸惑ったりしてしまうかもしれないので、それも考慮してもう少し余裕を持って設定するといいですね。
僕も何度も経験がありますが、「やばい、意外と混んでる、、間に合うかな、、、」という状況になると気持ちがとても焦ってしまいます。
運転に慣れていない最初の頃だと余計に焦ってしまい、到着が遅れるどころか事故に繋がってしまうかもしれません。
自分自身を守るためにも、余裕を持った時間設定を心がけましょう。
慣れてくると、所要時間や混雑状況がだんだんと分かってきますので、まずは場数を踏んでいきましょう。
✅社長がホストかゲストかが分かればそれに合わせて時間設定をする
例えば、社長がホスト(会食を手配した側)だとしたら、ゲスト(会食の呼ばれた側)よりも早くお店に着いている必要があります。
逆にゲストであれば、それほど大幅に早く着いている必要はないので、ホストの後にお店に到着するようなイメージで大丈夫です。
毎回どちらがホストでどちらがゲストかが分かるわけではないのですが、もし分かった場合はこういったことも考慮して時間設定をするようにしましょう。
もしもあなたが会食の手配を頼まれお店を予約したのであれば、確実に社長がホストですし、会社訪問であれば確実にこちらがお伺いする立場なので、その場合はいつもより早く到着するようにしましょう。
✅普段は空いていても時間帯によって混まないかを考えて設定する
朝・昼・夕で、東京都内の交通状況は大きく変わってきます。
朝に調べた時はガラガラだったのに会食の時間帯にめちゃくちゃ混んでいた、ということも普通にありますので、そういったことも考慮して設定していきたいですね。
夕方以降はどこも混み始めるので、会食の場所が遠かったりした場合は、普段よりも余裕をもった時間設定をしたほうがよさそうです。
特に16時以降に首都高を使って行こうと考えている場合はけっこう危険です。
どこも混んでいますし、首都高で渋滞にハマったらなかなか迂回ができないので、この時間帯は僕は下道を使うことが多いですね。
もしも不安であれば僕に直接ご相談ください。
✅早く着いてしまった場合に待機できるスペースはあるか考えて設定する
お店によっては目の前の道がとても狭く、後ろから車が来たら前に進むしかない(横を通るスペースがなく停まっていられない)という場合もあります。
なので、お店の近くまできて時間よりだいぶ早いなと感じたら、「すみません。予定より早く着いてしまいそうなのですが、お店の前が停まれないので少し離れたところで待機する形で大丈夫でしょうか?」などと社長に聞いてみましょう。
承諾を得られたら、少し離れた広い場所で待機して、時間になったらお店の前に向かうとGOODです。
こうなることも予測して、
📌お店の前の道は広いか
📌近くに待機できるスペースはあるか
ということを把握しておくようにしましょう。
道が細いという以外にも、社長から、「歩いてお店まで向かいたいから少し離れたところで停めてくれるかな?」などと言われることもあります。
そういった時、待機できるスペースを把握していれば、即座に「かしこまりました!」と答えられますね。
ぜひ頭に入れておきましょう。
✅お店の前まで行かず少し離れた場所から歩いていく場合はその時間も考えて設定する
上の項目と少しかぶるのですが、もしも社長から「離れたところで停めて」と事前に頼まれていたら、歩いていく時間も考慮して時間設定をするようにしましょう。
✅歩行者天国はやっていないかを調べて設定する
時間帯によっては、歩行者天国をやっている場所もあります。
その場合、お店の前が通れずに予定とはまったく違うルートになってしまうということも考えられるので、時間帯によって歩行者天国をやる場所に関しては、行く時間帯がかぶっていないかを確認するようにしましょう。
例えば、銀座の中央通りは、
土・日・祝日の正午から、
📌夏季(4月〜9月)は18時まで、
📌冬季(10月〜3月)は17時まで
もし銀座に行く際は、この時間帯とかぶっていないか必ず事前に確認するようにしましょう。